ロカビリーの伝説的イベントTEDDY BOY NITE、これがどうしても一度見たくて友達を観光だなんだかんだと、かこつけ強引に誘いフェリーに飛び乗った。
おーデッカイ船フェリー、ここで苫小牧までの10時間優雅な時間を過ごす予定だった。待望の出航、船が大海原に勇ましく出て行った。前日のジャケット撮影が予想以上に時間がかかり充分な睡眠をとっていなかったので、とりあえず寝ることにした。しばらくして、激しい揺れを感じふと眼を覚ました。時計に目をやるとまだ一時間ほどしかたっていない。海流のせいか船はあり得ないほどに揺れていた。ザッパーッン!ゴー!
転覆するんじゃないかと思うほどの揺れだ。
そんな不安を抱えながらもどうにかこうにか船は苫小牧に到着。その間、五回ほどゲロゲロとカエルのように吐きまくった。
ちなみに、友達は寝言が飛び出すほどに熟睡していた。
そんなフラフラ状態でなんとか札幌入りを果たし、ジンギスカンの旨さに初めて感激し、無理矢理ラーメンを詰め込み、腹が一杯過ぎてやっぱり具合の悪い札幌の1日目の夜はふけていくのでした。

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